16. ハイパーマップ(LML)
ハイパーマップ(LML)は、インターネットのHTMLテキストのように、地図上にさまざまなリンクを張り付けることができる機能です。地図の上から画像や文書、さらにはインターネットまで、マウスのクリック一発で呼び出せます。ファイルからフォルダ(ディレクトリ)、インターネットのWWWまですべてのファイルをリンクできますので、地図をベースにした新しい環境を構築できます。
リンクできるデータの種類が豊富ですので、カシミールを一種のデータベースやファイルブラウザとしても使うことができます。カシミールを初めて使うときに出てきたメニュー画面は、この機能を利用して作成しています。
また、カシミールユーザ同士で位置を連絡することができるアドレス『ココ地図』を作成することもできます。このアドレスをメールやホームページに貼り付けるだけで、このアドレスをクリックするとカシミールが立ち上がって位置を表示することができます。
さらに、デジカメなどで撮影したJPEG画像に含まれるExif情報を表示したり、加工することができます。GPSデータを利用して、撮影位置を推定する機能などもあります。
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