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カシミール Ver5.0b5 のリリース情報 |
地図上からのGPS等の編集機能を強化、さらに、ルートデータに対応したほか、専用の編集エディタを搭載。また、バグ修正のほかに英語版もリリースしました。
カシミールのダイアログバー、カシバードのコントロールバー、フォーカスバーをマウスでドラッグすることでスライドできます。全部が表示しきれないときなどに有効です。
同社製『パソコンで楽しむ3D地図(世界編)』のMAT形式の地図を読むことができます。
地名、湖名でスペースを使用できるようにしました。これに伴って、半角のアンダーバーはスペースに置換されますので名前には使わないでください。
GPSデータを簡単に編集できるウインドウを新設した。[編集]-[GPSデータの編集]で立ち上がる。
ウインドウ内ではドラッグ&ドロップにより、各種データ変換も可能。
ただし、これは[マウス位置の距離と標高]が有効になっている場合のみ。
特に視点の近くのマッピングのテクセルが目立っていたバグです。
基本的な機能はほとんど同じだがリソースはすべて英語になっているほか、サンプルもアメリカの地形になっている。
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カシミール Ver5.0b4 のリリース情報 |
バグ修正を中心に、15項目以上の変更点があります。
このバージョン以降に作成した風景については削除できますが、以前に作成した風景は削除できない状態になっています。
以前に作成した風景を削除する場合は、Sceneフォルダ内にsfの拡張子がついたファイルがあります。この中身をメモ帳等で開くと、先頭付近に風景のタイトルが書いてありますので、該当するものであるかを確認して、エクスプローラ等でこのファイルを削除してください。
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カシミール Ver5.0b3 のリリース情報 |
大きなバグが見つかりました。またβ2で見つかった15項目以上の不具合を修正しました。
変化率を緩くすれば薄い霧ができる。急峻にすれば濃い霧ができる。
アルバム機能をカシミールが終了しても保存できるようにしたほか、機能をシンプルにしてわかりやすくした。
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カシミール Ver5.0b2 のリリース情報 |
β1で見つかった30項目以上の不具合を修正しました。
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カシミール Ver5.0b1 のリリース情報 |
お待たせしたカシミール3Dのβバージョンです。まだまだ不具合があると思いますので、テスト報告をよろしくお願いします。
<<地図関連>>
最大4つのウインドウをMDI形式で開いて、それぞれ別々の地図を表示することが可能。
地名表示ON/OFFなどの一部の設定はウインドウ毎に変更可能。
デフォルトで右側に表示するレイアウトバーを追加。MDIウインドウの配置を自在に変えられる。特に一番下のアイコンをドラッグ&ドロップすると、タイリング配置の境界を自在に変えられて便利。
複数のウインドウを管理するためのメニューを追加した。
いままでは、MAT形式に指定できる地図には解像度が一致している必要があったが、その制約をなくし、まったく異なった縮尺の地図同士を関連づけることが可能になった。
従来の地図表示は[256色表示]であったが、フルカラーでの表示機能を付け加えた。右側ダイアログバーで[フルカラー表示]を選ぶか、[表示]-[表示の設定]-[地形表現]で設定可能。
ただし、フルカラー表示は3倍のメモリーを消費するのでメモリーが少ない環境では使用しない方が無難。
地名ファイル(NDB)に設定できる5つのレイヤーに従った表示が可能になった。右側ダイアログバーの[地名]か、[表示]-[表示の設定]-[地名表示]で設定可能。
レベル5がもっとも上(重要)のレイヤーでレベル1が下のレイヤー。
地名の種類、山名、島、など、毎にマークとフォント、表示のON/OFFを設定可能になった。[表示]-[表示の設定]-[地名の色・フォント]で設定する。
マウスがムーブインしたときに表示される、ポップアップ表示のフォントや色を設定可能になった。[表示]-[表示の設定]-[ポップアップ]で設定する。
ジャンプメニューに独立して付け加えた。
緯線罫線の間隔を25万図、5万図、2.5万図などから選べるようにした。[表示]-[表示の設定]-[緯線・経線]で設定する。
地名、湖、トラックデータ、ウェイポイントなどの一覧リストに、検索機能を付けた。また、ヘッダーでソートできるようにした。
地名、トラックデータ、ウェイポイント一覧の各リストにカット&ペーストのメニューを追加し、さらに、カットまたはコピーしたデータを他のリストへペーストする事が可能。地名<->GPSデータ間の変換も自動的に行う。
いままでのデータコンポーザを廃止して、データファイルの一覧ができるダイアログを追加した。このダイアログは常時表示して、ファイルのオープンやクローズを行うことが可能。
ツールバーの左はじのアイコンか、[ファイル]-[データ一覧]で表示する。
数値地図CD−ROMが入っている場合、[ファイル]メニューに[数値地図CD-ROMを開く]のメニューを追加し、これを選択すると、地図上から開く位置を選択できる。また、図名からも指定可能。
地図上で右クリックメニューの[測定]を選択することで、任意の範囲の面積や距離、方位などを測定できる。
<<カシバード・風景関連>>
インターフェイスを細部にわたって改良した。
これらは3D初心者の方にもわかりやすい概念を提供する。
カメラ−レンダリング手法の選択
レンズ−画角の選択
フィルム−アンチエアリアスの選択
これらのメニューには[詳細]オプションがついているので、3Dの用語に違和感ない方はこちらで詳細設定も可能。
いわゆる陰ではなく影を描画できる。また、雲の影も描画可能。
カメラの設定で設定できる。
新たに詳細なマテリアルを設定できるようになった。
マテリアルで反射や透明、屈折などを表現できる。ただし反射と屈折はレイトレーシング時のみ有効。山を透明にすることもOK。
テクスチャマッピングとバンプマッピングの2種類を独立に設定可能。
通常の平面テクスチャマッピングの他に、標高-傾斜角に張るマッピングが可能。これにより花崗岩や草付き斜面、地層などのリアルな表現が可能。
5種類の雲のそれぞれに設定可能で、従来の雲生成も組み合わせることができる。
遠い空と散乱色を設定できるようにした。
霧とかすみの色設定を可能にした。空のカテゴリーに移動
太陽の描画とその周りにできる光冠の描画が可能になった。光冠はレンズフレアではなく虹の一種。レンズフレアは別に設定。
太陽の方向を日時から指定できるようになった。
地形要素とは独立した地形全体にかけるテクスチャマッピングとバンプマッピングを4種類設定可能。
すべてのマッピングの位置は、マッピングエディタを使って、地図上から指定できる。ピン打ちなどの機能も搭載した。
また数値による相対的な指定も可能。
マテリアルやマッピングなどには、ライブラリ機能を搭載。プレセットライブラリにより、インストール直後から使用可能。また、ユーザデータもライブラリ化できる。
低品質のアンチエアリアシングと、高品質のアンチエアリアシングを設定可能。低品質はあまりきれいでないが、追加メモリはほとんど必要ない。写真画質を求めるなら高品質を選択する。
これらはフィルムの設定で設定可能。
撮影した画像を一時的なアルバムに格納し、あとからの取捨選択ができる。また、各種設定も保存可能。
3000x3000といった大きな画像も作成できる。
これは[設定]-[カメラの設定]のフィルムサイズで設定できる。
本物のカメラのようなボケを作ることが可能。
左側に表示されるフォーカスバーか、[設定]-[カメラの設定]で設定できる。
ピントが合う距離と、被写体深度を別々に設定可能。なお、ボケが大きくなると、描画時間が増加する。
トラックデータの3D表示にリボンタイプを追加した。[設定]-[GPSの設定]で設定できる。リボン表示により見やすくなった。
リアルタイムプレビューの表示範囲を撮影最大距離に連動するようにした。この機能を解除することも可能。[設定]-[プレビューの設定]で可能。
なお、描画スピード確保のため、距離が大きくなると地形の再現度が落ちる。また、一定距離を超えた先の地形はプレビューできない。
<<カシバード・展望関連>>
標高塗り分けシーンでも、風景設定で色を設定することが可能になった。地図のパレットとは切り離して設定可能。
斜め書き表示や、横書き(縦方向)が可能。枠の有無も選択可能。
[表示]-[地名フィルタ]を選択して撮影後に、フィルタパネルのスライダーで、表示する地名を視点からの距離で選択できる。
これにより地名の重なりによるみにくさの解消できる。
[ファイル]-[画像の保存]で、地名表示を分離して別の画像ファイルに保存できる。また透明色を指定できる。
[表示]-[マウス位置の標高・距離]を選択し、撮影後の風景画像でマウスを動かすだけでその位置の標高と視点からの距離を表示する。
富士山の標高何メートル以上が見えているか、などが正確に測定できる。
<<GPS関連>>
トラックデータ、ウェイポイント一覧のリストでの編集機能を強化した。カット&ペーストや検索機能を追加。カット&ペーストはリスト間で可能。
トラックデータをポイントごとに編集できる機能を追加。トラックデータ一覧から[編集]メニューでOK。カット&ペーストでウェイポイントへの変換も可能。
ウェイポイントをグループ化して管理するようにした。ウェイポイントのリストではグループを表示する。さらに[編集]で各ウェイポイントの編集ができる。カット&ペーストでトラックデータへの変換も可能。
DmapWinのPOT形式データの読み込みと書き出しに対応した。
[ファイル]メニューより可能。
TRK、WPT形式のファイルに書き出す機能を[ファイル]メニューに追加した。
GDBファイルをバイナリ化した。テキストで扱いたいときは、POT,TRK,WPT 形式への書き出し、読み込み機能を使用する。
<<ムービー関連>>
カシバードを利用したムービーメーカーを搭載した。[3D]-[ムービーメーカー]で立ち上げる。
カシバードを最低1つ立ち上げる必要がある。
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カシミール3D Ver5.0 鋭意製作中 |
次期カシミールであるVer5.0は『カシミール3D』という名称に決定し、鋭意製作中です.
カシミール3Dでは、地図機能、3D機能、展望機能、ともに大幅な機能強化を行います。
地図機能では、複数の地図の同時表示や、地名をレイヤー分けした表示、地名マークを40種類以上から選べる機能、CD−ROMからの簡単Open機能、などを搭載します。
3D機能では、フルレイトレーシングを搭載するほか、すべての地形要素にテクスチャマッピングやバンプマッピングを自由に設定でき、さらに、崖や平野などの要素ごとにマテリアルの指定ができます。もちろん、透明、屈折、反射はレイトレにより表現可能。また被写体深度も搭載します.
マッピングでは傾斜-標高テクスチャにより、地層なども表現できます。
展望機能では、3D表示上の地名を距離に応じてフィルタリングする機能、3D表示上でマウス位置の標高や距離を表示する機能(富士山の何メートル上が見えているかなどが測定できる)、地名表示のバリエーション機能。
そして、待望のムービー作成機能も考えています。
カシミール3D Ver5 は、まずはベータ版として公開する予定ですので、テストリポートをよろしくお願いいたします。