Kashmir Station

Last updated Sep.28,1998.

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カシミール Ver5.0b5 のリリース情報

 地図上からのGPS等の編集機能を強化、さらに、ルートデータに対応したほか、専用の編集エディタを搭載。また、バグ修正のほかに英語版もリリースしました。

  1. マウス位置の標高表示で、存在しない山が現れるバグの修正

  2. 地名データを地図上でドラッグできるようにした。

  3. 地名編集リストのソート結果を保存するようにした。

  4. 地名編集リストに標高を表示し、さらに図名を表示するようにした。

  5. 地図の縦横比の補正がデフォルトでかかるようにした。

  6. スライド式ダイアログバーを搭載。

     カシミールのダイアログバー、カシバードのコントロールバー、フォーカスバーをマウスでドラッグすることでスライドできます。全部が表示しきれないときなどに有効です。

  7. Inter Limited Logic,inc. のCMP地図に対応。

     同社製『パソコンで楽しむ3D地図(世界編)』のMAT形式の地図を読むことができます。

  8. ウインドウ毎にデータムを変更できるようにした。

  9. 湖名にスペースが入っている場合におかしくなるバグ修正。

     地名、湖名でスペースを使用できるようにしました。これに伴って、半角のアンダーバーはスペースに置換されますので名前には使わないでください。

  10. MAT地図使用時にメモリーリークするバグ修正。

  11. 地図の圧縮時の時間表示を無くした。

  12. GPSデータを地図上でドラッグや編集できるようにした。

  13. GPSデータとしてルートデータ(RTE)に対応した。

  14. GPS編集ウインドウを新設。

     GPSデータを簡単に編集できるウインドウを新設した。[編集]-[GPSデータの編集]で立ち上がる。
     ウインドウ内ではドラッグ&ドロップにより、各種データ変換も可能。

  15. GPS再生が正しく行われないバグ修正。

  16. カシバードで撮影後に右クリックで[ここへ移動]を選択すると、画面上で表示されている位置に変更できるようにした。

     ただし、これは[マウス位置の距離と標高]が有効になっている場合のみ。

  17. カシバードの太陽の位置設定で、前回の日付を保存するようにした。

  18. カシバードでマッピングのバイリニアフィルタがかかっていなかったバグ修正。

     特に視点の近くのマッピングのテクセルが目立っていたバグです。

  19. カシバードで標高の低い平野で色がおかしくなるバグ修正。

  20. 英語版をリリースした。

     基本的な機能はほとんど同じだがリソースはすべて英語になっているほか、サンプルもアメリカの地形になっている。



カシミール Ver5.0b4 のリリース情報

 バグ修正を中心に、15項目以上の変更点があります。

  1. マウス位置の標高表示で、存在しない山が現れるバグの修正

  2. カシバードのバンプテクスチャに「リアルな波」を追加

  3. カシバードの「詳細」設定から風景を修正しようとすると落ちるバグ修正

  4. カシバードの風景リストの削除ができないバグ修正

     このバージョン以降に作成した風景については削除できますが、以前に作成した風景は削除できない状態になっています。
     以前に作成した風景を削除する場合は、Sceneフォルダ内にsfの拡張子がついたファイルがあります。この中身をメモ帳等で開くと、先頭付近に風景のタイトルが書いてありますので、該当するものであるかを確認して、エクスプローラ等でこのファイルを削除してください。

  5. カシバードの地図上からのマッピングの指定で疑似半透明表示をサポート

  6. カシバードのレイトレーシングで、湖が隣接または重なっていると落ちるバグ修正

  7. カシバードのレイトレでの湖で描画されない部分が生じるバグ修正

  8. カシバードのレイトレでの湖に落ちる影が黒になるバグ修正

  9. カシバードのレイトレでの湖で、水が山に登る不具合の修

  10. カシバードのマテリアル設定で、環境光を拡散成分から独立させた。影の色については透明物体では環境光を使用します

  11. カシバードの地名表示で、斜め表示設定が次に立ち上げた時にクリアされるバグ修正

  12. カシバードのマウス位置の標高・距離で、距離表示を0.1km単位に変更

  13. カシバードのマウス位置の標高・距離の警告メッセージを起動時のみにするようにした

  14. カシバードの風景ダイアログの大きさがおかしくなるバグの修正

  15. GPSのウェイポイントを削除しても消えないバグ修正



カシミール Ver5.0b3 のリリース情報

 大きなバグが見つかりました。またβ2で見つかった15項目以上の不具合を修正しました。

  1. ムービーデータ保存時、カシバード設定保存時に落ちるバグ修正

  2. ALT+でメニューが選択できないバグ修正

  3. アクティブな地図ウィンドウを次回立ち上げ時にもアクティブにする機能追加

  4. 地名データの読み込み時にエラーデータをはじくようにした

  5. カシバードで「遠くを霞ませる」設定をすると遠くの山が透けるバグ修正

  6. カシバードのレイトレースで霧とかすみの設定が反射成分(湖等)に反映されないバグ修正

  7. カシバードの霧とかすみにで変化率を変えられるようにした

     変化率を緩くすれば薄い霧ができる。急峻にすれば濃い霧ができる。

  8. カシバードのアルバム機能の整理、バグ修正

     アルバム機能をカシミールが終了しても保存できるようにしたほか、機能をシンプルにしてわかりやすくした。

  9. カシバードでいくつかのダイアログの位置を記憶するようにした

  10. カシバードのプルダウンメニューがタスクバーに隠れるバグ修正

  11. カシバードの設定ファイルで画面サイズも保存するようにした

  12. GPSのWPT形式出力で全角がタイトルに含まれている場合のバグ修正

  13. GPSでリスト編集メニューに新規作成を追加

  14. GPSのリスト編集メニューで選択されているものがなくてもペーストできるようにした

  15. GPSモニターの速度がkm/sになっていたバグ修正



カシミール Ver5.0b2 のリリース情報

 β1で見つかった30項目以上の不具合を修正しました。

  1. 地図表示の縦横比を切り替えたときに場所が飛ぶバグを修正

  2. 地名マークに中間サイズの円、四角、三角と峠、塔、灯台等を追加

  3. 表示設定の緯線経線表示で25万図->20万図に修正

  4. 本栖湖の湖水が干上がっているバグ修正(湖データ)

  5. 各種リストの検索で、次の候補の検索にいかないバグ修正

  6. 検索結果でCtrl+のショートカットができないバグ修正

  7. カシミールに関連付けた地図からダブルクリックでカシミールを立ちあげるとおかしくなるバグ修正。

  8. ツールバーの背景輝度をすこし下げた

  9. 測定結果ダイアログで平方kmの一部がかけるバグ修正

  10. カシバードのテクスチャ設定のバグ修正

  11. カシバードのフォーカス切り替えボタンのデザイン改良

  12. カシバードのカメラ設定でZバッファ時に影のチェックができるバグ修正

  13. テクスチャマッピングの設定で256色BMPのプレビューがでないバグ修正

  14. 地図からのマッピングの位置設定のバグ修正

  15. マッピング指定時にマッピングにノイズが入るバグ修正

  16. カシバードの地名表示設定をカシミールとあわせた

  17. カシバードの詳細設定に風景設定を追加した

  18. カシバードのプルダウンダイアログの終了ボタンを改良した

  19. カシバードの撮影ボタンのデザイン変更

  20. カシバードに設定をファイルに落とす機能を追加

  21. ムービーで地名についてもキーフレームで対応するようにした

  22. 上記に関連して地名関係もレイヤー設定項目に入れた

  23. ムービーでカメラの向きが思ったように補間されないバグ修正

  24. ムービープレビュー時にレンズの長さ表示が変わらないバグ修正

  25. ムービーですでにあるレイヤー上で新規作成するとおかしくなるバグ修正

  26. ムービーで端のタイムコードクリックするとスクロールする機能追加

  27. ムービーでフレームボタン以外をクリックするとカレントフレームになる機を追加

  28. GPSナビゲーションでフリーズまたは落ちるバグ修正

  29. GPSナビゲーションでトラックデータのDATUMがおかしいバグ修正

  30. PCX5互換のTRK,WPTファイルがPCX5で読めないバグ修正。また、Waypoint+との互換性を厳密にした



カシミール Ver5.0b1 のリリース情報

 お待たせしたカシミール3Dのβバージョンです。まだまだ不具合があると思いますので、テスト報告をよろしくお願いします。

<<地図関連>>

  1. 複数地図の読み込みと表示を可能にした

     最大4つのウインドウをMDI形式で開いて、それぞれ別々の地図を表示することが可能。
     地名表示ON/OFFなどの一部の設定はウインドウ毎に変更可能。

  2. レイアウトバーを追加した

     デフォルトで右側に表示するレイアウトバーを追加。MDIウインドウの配置を自在に変えられる。特に一番下のアイコンをドラッグ&ドロップすると、タイリング配置の境界を自在に変えられて便利。

  3. ウインドウメニューを追加

     複数のウインドウを管理するためのメニューを追加した。

  4. MAT形式で大きさと解像度の違う2つの地図を関連づけて使用可能

     いままでは、MAT形式に指定できる地図には解像度が一致している必要があったが、その制約をなくし、まったく異なった縮尺の地図同士を関連づけることが可能になった。

  5. フルカラー地図表示機能を追加

     従来の地図表示は[256色表示]であったが、フルカラーでの表示機能を付け加えた。右側ダイアログバーで[フルカラー表示]を選ぶか、[表示]-[表示の設定]-[地形表現]で設定可能。
     ただし、フルカラー表示は3倍のメモリーを消費するのでメモリーが少ない環境では使用しない方が無難。

  6. 地名のレイヤー表示機能

     地名ファイル(NDB)に設定できる5つのレイヤーに従った表示が可能になった。右側ダイアログバーの[地名]か、[表示]-[表示の設定]-[地名表示]で設定可能。
     レベル5がもっとも上(重要)のレイヤーでレベル1が下のレイヤー。

  7. 地名の表示マーク・フォントの選択機能

     地名の種類、山名、島、など、毎にマークとフォント、表示のON/OFFを設定可能になった。[表示]-[表示の設定]-[地名の色・フォント]で設定する。

  8. ポップアップ表示のフォントと色の設定機能

     マウスがムーブインしたときに表示される、ポップアップ表示のフォントや色を設定可能になった。[表示]-[表示の設定]-[ポップアップ]で設定する。

  9. ダブルクリックでのプロパティ表示
     地名、トラックデータ、ウェイポイント、湖、にマウスがムーブインした状態でダブルクリックすると、プロパティを表示するようにした。

  10. 緯度経度からのジャンプ

     ジャンプメニューに独立して付け加えた。

  11. 緯線罫線の間隔の選択機能

     緯線罫線の間隔を25万図、5万図、2.5万図などから選べるようにした。[表示]-[表示の設定]-[緯線・経線]で設定する。

  12. 一覧表示に検索機能を追加

     地名、湖、トラックデータ、ウェイポイントなどの一覧リストに、検索機能を付けた。また、ヘッダーでソートできるようにした。

  13. リスト間のカット&ペースト機能を追加

     地名、トラックデータ、ウェイポイント一覧の各リストにカット&ペーストのメニューを追加し、さらに、カットまたはコピーしたデータを他のリストへペーストする事が可能。地名<->GPSデータ間の変換も自動的に行う。

  14. データ一覧ダイアログを追加した。

     いままでのデータコンポーザを廃止して、データファイルの一覧ができるダイアログを追加した。このダイアログは常時表示して、ファイルのオープンやクローズを行うことが可能。
     ツールバーの左はじのアイコンか、[ファイル]-[データ一覧]で表示する。

  15. CD−ROM数値地図の簡単オープン機能

     数値地図CD−ROMが入っている場合、[ファイル]メニューに[数値地図CD-ROMを開く]のメニューを追加し、これを選択すると、地図上から開く位置を選択できる。また、図名からも指定可能。

  16. 測定機能を追加した

     地図上で右クリックメニューの[測定]を選択することで、任意の範囲の面積や距離、方位などを測定できる。

<<カシバード・風景関連>>

  1. インターフェイスの改良

     インターフェイスを細部にわたって改良した。

  2. カメラ、フィルム、レンズメニューを追加

     これらは3D初心者の方にもわかりやすい概念を提供する。
      カメラ−レンダリング手法の選択
      レンズ−画角の選択
      フィルム−アンチエアリアスの選択
     これらのメニューには[詳細]オプションがついているので、3Dの用語に違和感ない方はこちらで詳細設定も可能。

  3. フルレイトレーシングレンダリングに対応
     フルレイトレーシングによるレンダリングを装備。さらに、近景のみレイトレーシングを使うモードも装備。これらはカメラの設定で設定する。
     また、レイトレーシングが設定されているときに、画面上でマウスをドラッグするとその範囲のみレイトレーシングする。

  4. レイトレーシングにより影を描画可能

     いわゆる陰ではなく影を描画できる。また、雲の影も描画可能。
     カメラの設定で設定できる。

  5. 各地形要素(雪・高原・崖・平野・海・湖)ごとにマテリアルを設定可能。

     新たに詳細なマテリアルを設定できるようになった。
     マテリアルで反射や透明、屈折などを表現できる。ただし反射と屈折はレイトレーシング時のみ有効。山を透明にすることもOK。

  6. 各地形要素(雪・高原・崖・平野・海・湖)ごとにマッピングを指定可能

     テクスチャマッピングとバンプマッピングの2種類を独立に設定可能。

  7. 一部の地形要素(雪・高原・崖・平野)で標高−傾斜マッピングが可能

     通常の平面テクスチャマッピングの他に、標高-傾斜角に張るマッピングが可能。これにより花崗岩や草付き斜面、地層などのリアルな表現が可能。

  8. 雲にテクスチャマッピングとアルファチャンネルを指定可能。

     5種類の雲のそれぞれに設定可能で、従来の雲生成も組み合わせることができる。

  9. 空に遠い空と散乱色の色が設定可能

     遠い空と散乱色を設定できるようにした。

  10. 霧とかすみの色設定が可能

     霧とかすみの色設定を可能にした。空のカテゴリーに移動

  11. 太陽の描画と光冠の描画が可能

     太陽の描画とその周りにできる光冠の描画が可能になった。光冠はレンズフレアではなく虹の一種。レンズフレアは別に設定。

  12. 太陽の位置指定を日時で可能に

     太陽の方向を日時から指定できるようになった。

  13. 独立したマッピングを4種類設定可能。

     地形要素とは独立した地形全体にかけるテクスチャマッピングとバンプマッピングを4種類設定可能。

  14. マッピングの位置は地図上で指定できる。

     すべてのマッピングの位置は、マッピングエディタを使って、地図上から指定できる。ピン打ちなどの機能も搭載した。
     また数値による相対的な指定も可能。

  15. プレビューやコメントを装備した強力なライブラリ機能を搭載。

     マテリアルやマッピングなどには、ライブラリ機能を搭載。プレセットライブラリにより、インストール直後から使用可能。また、ユーザデータもライブラリ化できる。

  16. 2段階のアンチエリアシングを設定可能。

     低品質のアンチエアリアシングと、高品質のアンチエアリアシングを設定可能。低品質はあまりきれいでないが、追加メモリはほとんど必要ない。写真画質を求めるなら高品質を選択する。
     これらはフィルムの設定で設定可能。

  17. アルバム機能を搭載

     撮影した画像を一時的なアルバムに格納し、あとからの取捨選択ができる。また、各種設定も保存可能。

  18. 画面サイズよりも大きい画像を作成可能

     3000x3000といった大きな画像も作成できる。
     これは[設定]-[カメラの設定]のフィルムサイズで設定できる。

  19. 被写体深度とフォーカス機能を搭載

     本物のカメラのようなボケを作ることが可能。
     左側に表示されるフォーカスバーか、[設定]-[カメラの設定]で設定できる。
     ピントが合う距離と、被写体深度を別々に設定可能。なお、ボケが大きくなると、描画時間が増加する。

  20. トラックデータ表示にリボン表示を追加

     トラックデータの3D表示にリボンタイプを追加した。[設定]-[GPSの設定]で設定できる。リボン表示により見やすくなった。

  21. リアルタイムプレビューを撮影最大距離に関連づけ

     リアルタイムプレビューの表示範囲を撮影最大距離に連動するようにした。この機能を解除することも可能。[設定]-[プレビューの設定]で可能。
     なお、描画スピード確保のため、距離が大きくなると地形の再現度が落ちる。また、一定距離を超えた先の地形はプレビューできない。

<<カシバード・展望関連>>

  1. 単純な標高塗り分けでは地図のパレットに関係なく色設定が可能

     標高塗り分けシーンでも、風景設定で色を設定することが可能になった。地図のパレットとは切り離して設定可能。

  2. 地名表示のバリエーションを追加

     斜め書き表示や、横書き(縦方向)が可能。枠の有無も選択可能。

  3. 地名表示のフィルタ機能を装備

     [表示]-[地名フィルタ]を選択して撮影後に、フィルタパネルのスライダーで、表示する地名を視点からの距離で選択できる。
     これにより地名の重なりによるみにくさの解消できる。

  4. 地名表示の画像の分離が可能

     [ファイル]-[画像の保存]で、地名表示を分離して別の画像ファイルに保存できる。また透明色を指定できる。

  5. カシバード表示でマウス位置の標高と、視点からの距離を表示

     [表示]-[マウス位置の標高・距離]を選択し、撮影後の風景画像でマウスを動かすだけでその位置の標高と視点からの距離を表示する。
     富士山の標高何メートル以上が見えているか、などが正確に測定できる。

<<GPS関連>>

  1. GPS関連編集機能の強化

     トラックデータ、ウェイポイント一覧のリストでの編集機能を強化した。カット&ペーストや検索機能を追加。カット&ペーストはリスト間で可能。

  2. トラックデータの編集機能の強化

     トラックデータをポイントごとに編集できる機能を追加。トラックデータ一覧から[編集]メニューでOK。カット&ペーストでウェイポイントへの変換も可能。

  3. ウェイポイントをグループ化

     ウェイポイントをグループ化して管理するようにした。ウェイポイントのリストではグループを表示する。さらに[編集]で各ウェイポイントの編集ができる。カット&ペーストでトラックデータへの変換も可能。

  4. POT形式データへの対応

     DmapWinのPOT形式データの読み込みと書き出しに対応した。
     [ファイル]メニューより可能。

  5. GARMIN互換形式ファイルへの書き出し機能を追加

     TRK、WPT形式のファイルに書き出す機能を[ファイル]メニューに追加した。

  6. GDBファイルをバイナリ化

     GDBファイルをバイナリ化した。テキストで扱いたいときは、POT,TRK,WPT 形式への書き出し、読み込み機能を使用する。

<<ムービー関連>>

  1. ムービーメーカーを搭載

     カシバードを利用したムービーメーカーを搭載した。[3D]-[ムービーメーカー]で立ち上げる。
     カシバードを最低1つ立ち上げる必要がある。

    1. [キーフレームに対応]
       ムービーメーカーはキーフレームに対応しているので、もっとも簡単な場合最初と最後のフレームを設定すれば動きを自動的に補間する。
       カシバードでキーフレームにしたい設定を作り、ムービーメーカーのキーフレーム設定で設定する。フレームの位置はカレントフレームで設定する。

    2. [レイヤー対応]
       ムービーメーカーは複数のレイヤーに対応する。最初は1つのレイヤーのみ表示されているが、▼ボタンメニューから新しいレイヤーを作成できる。
       各レイヤーは▼ボタンの[レイヤー設定]でどのパラメータを有効にするかを設定することで、例えばカメラの動きと雲の動きを独立してキーフレームを作成できる。
       もし、同じパラメータが有効になっている場合は、リストの一番下のレイヤーが優先される。

    3. [ムービー出力]
       ムービー画像の出力は、連番付きビットマップのみサポートしている。ファイル名に連番を付けたもの。QuickTime形式などにするにはこのビットマップをQuickTimePRO($29)などで変換すれば良い。



カシミール3D Ver5.0 鋭意製作中

 次期カシミールであるVer5.0は『カシミール3D』という名称に決定し、鋭意製作中です.
 カシミール3Dでは、地図機能、3D機能、展望機能、ともに大幅な機能強化を行います。

V5IMAGE.JPG  地図機能では、複数の地図の同時表示や、地名をレイヤー分けした表示、地名マークを40種類以上から選べる機能、CD−ROMからの簡単Open機能、などを搭載します。

 3D機能では、フルレイトレーシングを搭載するほか、すべての地形要素にテクスチャマッピングやバンプマッピングを自由に設定でき、さらに、崖や平野などの要素ごとにマテリアルの指定ができます。もちろん、透明、屈折、反射はレイトレにより表現可能。また被写体深度も搭載します.
 マッピングでは傾斜-標高テクスチャにより、地層なども表現できます。

 展望機能では、3D表示上の地名を距離に応じてフィルタリングする機能、3D表示上でマウス位置の標高や距離を表示する機能(富士山の何メートル上が見えているかなどが測定できる)、地名表示のバリエーション機能。

 そして、待望のムービー作成機能も考えています。


 カシミール3D Ver5 は、まずはベータ版として公開する予定ですので、テストリポートをよろしくお願いいたします。

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本ページの画像は国土地理院刊行の数値地図250mメッシュ(標高)を使用して作成しました.